2012年10月18日

ビジネスとは

ビジネス(事業)とは何でしょうか?お金を儲けることがビジネスでしょうか?お金儲け=ビジネスだとすると、以下のようなものはビジネスでしょうか?

  • 競馬で万馬券を当てて儲かった
  • たまたま、高級外車の中古車をとても安く仕入れることができたので、これを売って儲けた
  • 賄賂を渡して、便宜をはかってもらい、利益率の高い受注に成功し、会社が儲かった

私の「ビジネス」の定義では、これらはビジネスではありません。私はビジネスを以下のように定義しています。

ビジネスとは、継続して反復可能な社会貢献である

つまり、「継続して反復可能である」ことと「社会貢献である」ことの二つの条件を満たすもの、これが私のビジネスの定義です。「社会貢献」の定義は人によって異なるので、議論しにくいのですが、「継続して反復可能である」かどうかは簡単に判定できます。ギャンブルで継続的に儲け続けることは不可能ですし、犯罪を継続すればいつか必ず捕まります。したがって、これらはビジネスではありません。また、たまたま1台だけ中古車を安く仕入れることができても、それを安定的に反復する見通しが無ければ、これもビジネスとは言えません。

黒字は必要条件

継続して反復可能であるためには、ビジネスは黒字でなければなりません。赤字の事業を続ければ、いつか資金は底をつき、いやでも止めざるをえなくなります。一般的に、黒字はビジネスの十分条件である(つまり、儲けることがビジネスである)ととらえられがちです。しかし儲けを出すことがすべてなら、ギャンブルも犯罪もりっぱなビジネスになってしまいます。黒字はビジネスの必要条件に過ぎず、これに加えて、継続して反復可能な仕組みを持ってはじめて、「それはビジネスである」と私は思います。

では、一般にビジネスとは呼ばれていない社会システムについてはどうでしょうか。公共事業やNPO活動について、反復可能な仕組みを持っていればそれはビジネスであると私は考えています。収入源は売上以外のもの、税金や補助金、寄付金でもかまいません。一例を挙げれば、寄付金を募って発展途上国に図書館を建てるような活動を継続しておこなっているNPO団体、これは立派なビジネスです。逆に「社会貢献」という正義を振りかざし、赤字を垂れ流して(損失を将来に先送りして)活動を続けている事業は、ビジネスでないばかりか、継続可能の仮面を被って未来の資産を食いつぶす反社会的な活動といっても過言ではないと思います。

プロキューブのビジネス

11年前にプロキューブを起業したとき、私はビジネスをこのように定義することで、自分が何をやりたいかをすっきり整理することができました。

11年間、山超え谷超えやってきた感がありますが、目標とするところは今も変わってはいません。今後もお客様のために、社員のために、もっともっと安定したビジネスを実現して社会に貢献していきたいと考えています。

posted by プロキューブ at 14:12| Comment(0) | コンセプト